ヤミ金融の手口と対策
闇金融(ヤミ金融)は、財務局や都道府県に貸金業としての登録を行っていない貸金業者。
高金利や年金を担保にした不正融資、および押し貸しなどの手□があります。
主な手口
システム金融
息子や孫などの親族や、警察・弁護士などを名乗り電話をかけ、金銭を騙しとる。
架空請求詐欺
裏で繋がった業者から次々と電話やFAXが届き、融資の勧誘をしてくる手□。
090金融
電柱や雑誌の広告を使った勧誘手□。
連絡先は携帯電話を使用して言葉巧みに勧誘してきます。
リース金融
電柱や雑誌の広告を使った勧誘手□。
連絡先は携帯電話を使用して言葉巧みに勧誘してきます。
押し貸し金融
名簿屋などから仕入れた銀行□座に勝手に振り込み、返済を要求する手□。
年金担保融資
年金を担保に融資をする手□。
年金証書や銀行通帳、キャッシュカードなどを預けさせられます。
実例
ある金融グループが、中小企業経営者へ電話や広告をFAX送信するなどの方法により融資を勧誘。
融資に成功した顧客情報をグループ間で共有して、同一人物に対して組織的に融資を繰り返し、約5倍から約33倍の利息を受領するなどした。
普段からの心得と対策方法
- 貸金業者の消費者金融登録番号を確認しましょう。(※疑わしい場合には、財務局または都道府県の賃金策担当課に問い合わせ、登録されている業者か確認してください。)
- 他社より甘い条件ではないか確認しましょう
- 契約内容をしっかり確認しましょう
ソフト化するヤミ金融
暴力的な取立てを行わない、対応が「ソフト」なヤミ金融が増加しています。
- 親身になって話を聞く。
- 暴力的な態度に出ないので、被害者が警察に届け出ない。
このため被害届が少なく、実態が把握できないのですが、無登緑業者・違法な高金利である以上、ヤミ金融であることには変わりません。
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